2022/09/03 21:42
昨年発売されたエルメス・カレのBINGATA。沖縄の伝統工芸紅型を用いたシリーズ。
エルメスは世界中の織物、染物を用いる事があると知っていたけれど、まさか、自分の故郷・沖縄な紅型を採用するとは思ってもみなかったので驚きだった。実は私自身、20代前半に少しだけ、紅型工房に入っていた事があり、さらに感動が増した。
古くは琉球王国の国王一族尚家が着用していた着物に施されていた技法で国宝に指定されてる物も数多くある。
今回のエルメス・カレを見ると、紅型技法の中でも高い技術が要される「両面染め」が使われている。
表裏の模様がぴたりと合う様に型紙を置き染める。少しでもズレると柄がブレて見えるので、かなり慎重な作業が求められる。どこの工房の作品なのかは公開されていないけれど、沖縄の中でも限られているのではないかと思う。
カレとツイリーを1色ずつ手に入れたのだが、まだ、4〜5作品有るらしい。沖縄の人間として手に入れておかなければ!
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